コンクールについて

「コンクール、オーディションを受ける意味」

たくさんの人達の前で演奏するということは、とても勇気のいることです。
プレッシャーや緊張感の中、個性を生かして伸び伸びと演奏する、
この経験こそが、その後の自分にとって最も大切な芯に変わります。
また、審査員の方々から長所や改善すべき点などのアドバイスをいただき、
より一層の正しい音楽への理解が進み、豊かな音楽性が培われると共に、
その後のレッスンや目標にとても良い励みとなります。

結果にとらわれず、お互いに刺激しあい、励ましあって、
ピアノの演奏を向上させていく事を目的とした大切な機会です。

『自分は出来るんだ』という自信と想いで望んだのに失敗してしまった。
そんな壁にぶつかった時こそ、価値ある経験となるものです。
それをバネにして更なる成長につなげることは子供でも大人でも変わりません。
そこで基本・基礎の大切さに気付き、実感することが次へのステップの入口です。

自分の可能性を信じ、夢と希望を持ち、根気強く経験を積んでいってください。

ケアについて

コンクール当日までに親御様へのお願いです。
まだすべてにおいて成長段階にある、お子様達に1位、2位、3位・・・と順位をつけて、
いたずらに競争心をあおってしまうと、感受性の豊かな繊細な心に深い傷を負ってしまい、
これから育まれるいく、健全な情操の発達を妨げてしまう恐れもありますので、
コンクール後の対処法等を事前にアドバイスさせていただきます。